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| 味のお話 |
今年の夏は早い時期から暑かったせいか長く感じましたね
年々夏と冬だけ長く春と秋はどんどん短くなっている気がしますが、実りの秋、美味しい秋も満喫したいところです
米不足や野菜の高騰などもありますが、そんなことなら自分で作ろう!というたくましい方もいらっしゃいます
家庭菜園は面倒な部分もありますが、自分で育てて収穫して食べられるとなると美味しさもひとしおでしょうね
今月はハロウィンがありますがカボチャは意外にも初心者でも育てやすい野菜だそうですよ
来年の収穫に向けてこれから少しずつ始めてみるのも楽しいかもしれません
秋の代表の野菜と言えばカボチャの他に芋、栗、里芋などでしょうか
秋野菜は栄養価が高いものが多く一般的に水分が少なく加熱調理すると甘みが増すとされています
確かにホクホクとした甘みが特徴のお野菜が多いですね
しかも人の味覚は甘みやうまみは体温に近いほど強く感じるので、蒸したり焼いたりした秋野菜はほんのり甘くとびきり美味しく感じるのかもしれません
ちなみに塩みと苦みは温度が低いほど感じやすく、酸みの感じ方は温度に左右されません
そして辛みは実は味覚ではなく痛みです
例えば冷たいコーラよりぬるいコーラの方が甘ったるく感じますし、温かいコーヒーより冷たいコーヒーの方が苦く感じます
ピクルスは冷たくてもぬるくても酸っぱさは変わりませんね
辛みは舌が感じる刺激の痛みなので、辛い食べ物が好きという方は素材の味+刺激的な痛みの組み合わせが好きという事になります
味覚は苦み、酸み、甘み、うまみ、塩みの五味とされています
苦みは毒物を示し、酸みは腐敗を示すシグナルなので味覚の中でも敏感に反応します
甘みはエネルギー源としてのシグナルであり、うまみはアミノ酸を示すシグナルです
塩みはミネラルとしてのシグナルで、体内のミネラルバランスを整える役割があります
そして味を感じるのは皆さんご存知の通り舌です
舌の味蕾という器官が味を感じる役割を果たしますが、ミライはアルコール、タバコ、加齢、刺激物で機能がどんどん低下してしまいます
いつまでも美味しいと感じられるようにするためには舌の手入れも大切というわけですね
舌のお手入れは舌をゴシゴシ磨くことではありません
まずは常にみずみずしく潤いがあるようによく動かして使ってあげることです
たくさんお話しよく咬んで飲みこむ、これだけでもしっかり舌を動かせます
舌のストレッチなども習慣化するとなおいいですね
血行が良くなる入浴中に舌、唇、首回りもしっかりほぐしてあげると顔周りもスッキリしますよ
舌苔がある時は舌専用のクリーナーで優しく取り除きましょう
いつまでも美味しく食べて元気に過ごせるよう日頃からしっかりお手入れしていきましょうね |

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大阪府守口市 女性スタッフ 医療法人 恵富会 めぐみ歯科
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