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| 乾燥対策のお話 |
とうとう12月になりました
年々1年があっという間に過ぎ去る気がしますが、皆さんはどんな1年を過ごされましたか?
大阪万博の開催があったり、日本初の女性首相が誕生したり、健康保険証が廃止になるなど、思い返すと今年もいろんなことがありましたね
年末年始は家族や友人と1年を振り返る話をしてみるのもいいですね
年末年始と言えば歯科はお休みの医院がほとんどですが、皆さんは休日診療所をご存知ですか?
どの市町村にも国民の祝日に救急診療を行うための休日歯科診療所があります
最近は年中無休で開いている歯科や年末年始もギリギリまで診療する歯科も増えているので休日歯科診療所を受診する方は減っていく一方ですが、内科の休日診療所は毎年大混雑しています
年末年始など寒く忙しい時は免疫力が下がり乾燥から風邪やインフルエンザに罹りやすい上に、家族団欒で集まるためそこで感染することが多く、年末年始頃から感染症が流行りだしやすいと言われています
大切な人に風邪やインフルエンザ、コロナなど移さない、移されないようにするためにも早め早めに予防したいものですね
特にこの時期に気をつけたいのは乾燥です
風邪を引き起こすウイルスは200種類以上あるといわれており、その多くは低温かつ乾燥した環境を好みます
また、本来喉はウイルスなどの外敵の侵入を防ぐ働きを持ち、外敵が入ってくると喉や鼻の粘膜に付着して外に追い出そうとしますが、空気が乾燥していると喉や鼻の粘膜も乾燥するため防衛機能が低下してしまいます
つまり乾燥はウィルスにとっては好ましい環境で人にとっては望ましくない環境、その結果ウイルスに感染しやすくなるということです
環境面での予防対策としては、室内の湿度を保つことが効果的です
冬は外気が乾燥している上に暖房を使用することで室内の乾燥がさらに進んでしまいます
乾燥が進むと喉や鼻も乾燥しやすくなってしまうので、加湿器などを利用して湿度を50、60%程度に保つようにしましょう
体調面での予防対策としては、マスクを着けること、水分をこまめに摂ることなどが効果的です
乾燥によって喉の粘膜が傷つくことでウイルスが侵入しやすくなりますが、マスクを着けることで喉が保温、保湿され、ウイルスなど外敵からの防衛機能が高まります
食事時や家族団欒の時にマスクなんて着けられない、という方はなるべく口呼吸にならないように気をつけて、水分をこまめに摂ることで喉を乾燥から守りましょう
今年の締めくくりも健康第一、来年も元気に迎えられるようしっかり乾燥対策していきましょう |

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大阪府守口市 女性スタッフ 医療法人 恵富会 めぐみ歯科
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